最近の世間のイヤホン事情は、左右独立型の完全ワイヤレスイヤホンが主流になってきてますよね。
今年も各イヤホンメーカーからとてもたくさんの完全ワイヤレスイヤホンが発売されましたね！
その中でも特に注目を集めいていた印象がある、Appleの「AirPods pro」とゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless2」を比較していこうと思います！
目次
MOMENTUM True Wireless2とAirPods proの外観比較
ケースは、Momentum True Wireless2の方が高級感があり、AirPodsの方はミニマルな印象があります。
ゼンハイザー「Momentum True Wireless2」
Apple「AirPods Pro」
ケースの縦はほぼ同じくらい、横はゼンハイザーの方が1cm程大きくなっています。
ケースの厚みに関しては大きく差が出てきて、ゼンハイザーが約2倍の厚みとなっております。
このようにAirPods Proの方がコンパクトで持ち運びに優れています！
価格は、Appleの「AirPods pro」が30,580(税込)、ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless2」が35,937(税込)(Amazon価格)なので、「MOMENTUM True Wireless2」の方が約5,000円高くなっております。
MOMENTUM True Wireless2とAirPods proの音質
イヤホンで一番重要になってくる音質に関しまして、あくまで個人的な感想ですが、MOMENTUM True Wireless2の方が断然良いです。
流石は、音響機器メーカーといったところです！
高音域、中音域、低音域が満遍なく忠実に再現されています。ボーカルの声もAirPods proに比べてクリアに聴こえます。
AirPods Proは、中音域、低音域は良いのですが、高音域がイマイチといった印象です。
また、MOMENTUM True Wireless2は専用のアプリでイコライザーを調整できるのも良いですね。
MOMENTUM True Wireless2は感動するほど音質が良いわけではないものの、音質にそこまでこだわらない人には十分に満足できるクオリティだと思います。
MOMENTUM True Wireless2とAirPods proのノイズキャンセリング機能
最近のイヤホンのメインテーマの一つにノイズキャンセリング機能がありますよね！各メーカーもかなり力を入れている部分であると思います。
Appleの「AirPods pro」にはアクティブノイズキャンセリングが搭載されており、ゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless2」にはパッシブノイズキャンセリングとアクティブノイズキャンセリングが搭載されております。
率直にノイズキャンセリング機能だとAirPods proの方が優れています。
外音取り込みモード時は、MOMENTUM True Wireless2の方が違和感のない自然な外音を取り込んでくれる印象です。
MOMENTUM True Wireless2とAirPods proの装着感・操作性
銀色の部分をタッチで操作出来る。
下に伸びてる部分の凹みを、感圧式で操作。
装着感としては、個人差にもよると思うのですがMomentum True Wireless2の方が快適でした。
というのも上記のアクティブノイズキャンセリング機能が弱いため長時間つけていても耳が痛くなりにくいことも関係していると思います。
操作性についても、タッチパネルであるためかMomentum True Wireless2の方が個人的には操作しやすいといった印象です。
最初はタッチパネルであるため誤操作が多くなってしまうかなと心配していたのですが、タッチ操作するたびに「ポッ」と音が出る誤操作しにくい工夫がされているため問題ありませんでした。
しかし、AirPods proの方も感圧式であるからといって操作しにくいわけではないため、個人の好みによると思います。
出典「https://support.apple.com/ja-jp/HT207010」
両者とも基本的には変わらないですが、Momentum True Wireless2の方は音量調節もイヤホンで出来るのが特徴です。
また、Momentum True Wireless2は自分で上記のデフォルトの操作設定を変更することができます。
その他
上記以外で気になった点としましては以下の通りです。
筆者はiPhoneユーザーなのですが、接続の安定性に関してはやはり同じApple製品であるAirPods proの方が断然良いです。
また、遅延についてもAirPods Proの方が少なくなっています。
これは、Momentum True Wireless2が「リレー伝送方式」といって、親機である右イヤホンから子機である左イヤホンへリレーのように順番に音を飛ばす仕組みを採用しているため、遅延や音飛びが出てきやくなっているからです。
バッテリーを比較すると、AirPods Proは本体最大4.5時間+ケース?時間の計24時間以上と公式でも正確な時間は記載されておりません。
Momentum True Wireless2が本体最大7時間＋ケース最大21時間の計28時間ということなので、合計の稼働時間はそれほど差はなさそうです。
まとめ
それぞれの良い点と悪い点をまとめると以下のようになります。
ゼンハイザー「Momentum True Wireless2」
良い点
・高級感のあるデザイン
・とてもクリアな音質
・操作性が良い
・専用アプリでイコライザー調節ができる
悪い点
・ノイズキャンセリング機能が若干弱め
・iPhone接続時にはAirPods proより接続が遅く、若干の遅延が発生する
・片耳のみの接続はできない
Apple 「AirPods Pro」
良い点
・ノイズキャンセリング機能が強力
・iPhoneとの接続がスムーズで遅延もほぼない
悪い点
・値段の割りには若干チープなつくり
・音質はそこまで良くない
・白いため汚れが目立ってしまう
今回は、Appleの「AirPods pro」とゼンハイザーの「MOMENTUM True Wireless2」を比較してみました！
あくまで筆者の主観ですので参考程度に考えて下さい！どちらも完成度が非常に高く満足のいく商品です！