日本の梅雨や夏は湿気が多く、非常にジメジメとした気候で過ごしにくいですよね。。。気温が高くなくても、湿気が多いだけで蒸し暑く感じます。
そんな、日本の湿気が多い気候の中で快適に過ごすためのアイテムをご存知でしょうか!?
それは除湿機です!!
除湿機とは、その名の通り「空気中の湿気を取り除いてくれる機器」です。
様々な種類の除湿機が販売されいていますが、今回紹介するのは非常に人気があるSHARPの「CV-L71」という除湿機です。
「CV-L71」のレビューや実際に使用した感想などを書いていこうと思います!
除湿機の対極にあたる加湿器のオススメ記事も書いてるのでチェックしてみてください!
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目次
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外観・デザイン
外観デザインはとてもシンプルです。目立った装飾等はなく、プラズマクラスターとSHARPのロゴがあるくらいです。
リビングなどに置いても、インテリアとして馴染んでくれます。
色合いは全体的にホワイトで統一されており、メニューボタンや送風口の部分のみ水色になっています。清潔感のある見た目を演出しています。
正面には送風口があります。この送風口は手動で開けることができ、角度調整が可能です。
側面には空気中から吸収した水分を溜めておくタンクが備わっています。
このタンクに水が溜まってきたら、水を捨ててタンクを空にする必要があります。取手が付いているので持ち運びも簡単です。
タンクの容量は約2.5Lです。
背面には吸込口と排水口が付いています。
下の方から電源コンセントが伸びているので、これで給電しながら使用します。
上部にはメニューボタンが付いています。
ここで手動で各種モードの切り替えができます。
サイズ感はこんな感じです。
非常にコンパクトなサイズ感です。
特に底面は、約30cm×約20cmとなっているので、狭いスペースにも設置可能です。
私は6畳の部屋で使用していますが、全く邪魔にならないくらいコンパクトです。
重さは、9.4kgとかなり重いです。
本体の上部のメニューボタンの周りに持ち運び用の取手がついてるので、この取手を使用して持ち運びができるようになっています。
CV-L71の機能について
各種モードの解説
基本的に機能は、衣類乾燥、衣類消臭と室内除湿の3機能です。
衣類乾燥モードは3モードあります。
衣類乾燥モード
・自動・・・消費電力を抑えて衣類を乾燥してくれます。
・強
・弱
衣類乾燥能力は、6畳の部屋にて「強」運転で2kg相当の洗濯物を約180分で乾燥させることが出来るので、狭い部屋でも簡単に衣類乾燥することが出来ます。
梅雨の季節や雨の日の部屋干しにも最適の性能です。
衣類消臭モードは2モードあります。
衣類消臭モード
・強
・弱
除湿モードは3モードあります。
除湿モード
・自動・・・風量「強」の除湿運転と風量「弱」の送風運転の繰り返し
・強・・・パワフルに連続運転で除湿運転
・弱・・・静かに連続で除湿運転
除湿機能における「自動」モードの際に目安となる部屋の湿度は以下になります。
部屋の温度 | 適した湿度 |
4~24℃ | 60% |
24~28℃ | 55% |
28~30℃ | 45% |
本体に音質センサーが内蔵されているので、適切な湿度を維持することができます。
除湿能力は60Hz時で7.1L/1日、50Hz時で6.3L/1日となっています。
上記の他に、「切タイマー」、「チャイルドロック」、「プラズマクラスター 入/切」、「内部乾燥」機能が備わっています。
「切タイマー」機能は、2時間・4時間・6時間で設定可能です。
「チャイルドロック」機能は、小さい子や誤操作防止のためにチャイルドロックボタンを3秒押しで設定可能です。
「プラズマクラスター 入/切」機能は、「切タイマー」ボタンで3秒以上の長押しで設定可能です。
「内部乾燥」機能は、長時間使わない際のメンテナンスとして、本体内部を乾燥させる機能です。
プラズマクラスター7000搭載
CV-L71には、プラズマクラスター7000が搭載されています。
プラズマクラスター7000に期待できる効果
・部屋干し特有の生乾き臭を消臭
・汗臭を消臭
・たばこ臭を分解・除去
プラズマクラスター7000が搭載されていることによって、衣類乾燥や衣類消臭の際に服についた嫌な匂いを消臭してくれることが期待できます。また、空気清浄機能も期待できます。
CV-L71はコンプレッサー式
CV-L71は「コンプレッサー式」の除湿機となっています。
コンプレッサー式とは除湿機が室内から吸いとった空気を冷やすことで、結露させて水分を吸収して再度室内に空気を戻すという除湿方法です。
コンプレッサー式に対する除湿方法として「デシカント式」があります。
デシカント式は除湿機が室内から吸いとった空気から、除湿機内の乾燥剤が水分を吸収して、再度室内に空気を戻すという除湿方法です。
一般的に、「コンプレッサー式」の除湿機の方「デシカント式」の除湿機に比べて、除湿力が高く、電気代もかからないと言われております。
その他の機能
・24時間連続排水機能
本体の背面に備わっている、排水口にホースを繋げれば24時間の連続排水が可能になります。
長時間の除湿を行う際や外出時などにタンクの水を捨てる手間を省くことが出来ます。
・下向きでの送風が可能
本体に備わっているルーバーを閉じた状態で使用すれば、下向きでの送風が可能になります。
この機能を利用することで、カーペットやバスマットの乾燥にも役立ちます。
除湿能力の検証
CV-L71の除湿能力はどれくらい優れているのか、検証してみたいと思います。
テスト環境
・6月の東京都
・6畳の部屋
・部屋の温度27.3℃、湿度62%からスタート
上記環境でテストを開始してから15分後の湿度は58%ととなっていました。
30分後の湿度は55%ととなっていました。
このようにCV-L71は非常に除湿力が高いということがわかりました!
ただ、除湿機を使用すると室温は少し上昇します。
CV-L71を実際に使用した感想
良かった点
- 高い除湿能力
- 機能が豊富
- プラズマクラスター搭載
- 手入れが簡単。
CV-L71を1ヶ月くらい使用したところ、非常に性能が高く、多くの方にオススメしたい除湿機でした!
優秀な点は色々ありますが、特筆すべきはその除湿能力です。
上の検証結果の通り除湿能力が非常に高いです。さらに、室内の温度に適した湿度に保ってくれるので蒸し暑い日でも快適に過ごすことができます。
今までに味わった梅雨の時期などに、部屋に入った時の蒸し風呂のような「モワッ」とくる嫌な湿気がなくなりました!
4,5日くらいでタンクに水が一杯になってきます。
除湿機は空気中の水分を吸収してくれるものですが、実際にタンクに水が溜まっていく感覚は不思議に感じました笑
また、機能が豊富なところも非常に魅力的です。
除湿だけではなく、部屋干し時の衣類乾燥や衣類消臭機能など、まさに梅雨の時期にぴったりな機能が備わっています。
プラズマクラスターも備わっているので、部屋干しの独特の嫌な匂いを消してくれるのは非常にありがたい機能ですね!
除湿中でもプラズマクラスターを作動させることができるので、空気の除菌など空気清浄もしてくれる優れものです!
1ヶ月くらい使用してみましたが、この機能が欲しいとかこの機能がないから不便といったことは全くありませんでした。
湿気が多い日本の気候にこのCV-L71は大活躍してくれます!
さらに、手入れが非常に簡単です!
上でも紹介しましたが、内部乾燥モードが付いているので、稼働させていない時や使用しない時期に入る前などに、ワンタッチで内部を乾燥させてカビなどの菌の発生を防ぎ、清潔に保つことができます!
イマイチだった点
- 動作音が大きめ。
- 本体はかなり重い。
全体的に非常に優秀な除湿機でしたが、個人的にイマイチだったなという点を解説していきます。
まず、動作音が大きいことです。これは、CV-L71が「コンプレッサー式」を採用していることによるものです。
「コンプレッサー式」の除湿機の特徴として、室内から取り込んだ空気を冷やす作業が必要なため、必然的に動作音は大きくなってしまいます。「ブォォーン」という大きい作動音がします。
ただ就寝時などは、除湿機能の「弱」モードにしていれば、睡眠への影響はほとんどないと思います。
次に本体が重いという点です。
ずっと同じ部屋で使用する目的であるならば、全く問題ないと思いますが、本体重量が10kg弱あるので他部屋に移動させて使用するのはちょっと大変かもしれません。
しかし、持ち手も付いていますし持ち運べないくらい思いわけではないのでそこまで気にすることはない思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか!今回はSHARPから発売されている除湿機「CV-L71」についてレビューしていきました!
除湿能力が高く、非常に高性能であって約2万円で買えるコストパフォーマンスが高いアイテムとなっています!
除湿機で悩んでいる方はぜひチェックしてみてください!