ここ最近の外出自粛の影響で家で過ごす時間が増えましたよね。
自粛のゴールが分かっていればなんてことないですが、ゴールも中々見えずにもうすぐで早1年ですね。。。こんな状況なので、おうち時間を徹底的に充実させてやろうと思い、モバイルプロジェクターを購入してみました!
ここ数年巷で話題のモバイルプロジェクター。これを使えば、自宅がミニ映画館になるという優れもの。数々の家電メーカーより非常にたくさんの種類が発売されてます。中には手のひらサイズでコンパクトな商品もあります。
そんな中で私が購入して非常に満足しているモバイルプロジェクターの紹介です!
それがLGから発売されいる「PH30N」というものです。
価格は約4万円とプロジェクターの中では安価な方でありながらも非常に高機能な製品です!
今回はこのLGの「PH30N」の魅力を伝えていきます!
目次
PH30Nの外観
LG「PH30N」の外観を紹介していきます。
PH30Nの外観スペック | |
大きさ | 12.9cm × 12.9cm × 3.9cm |
重さ | 約513g |
端子 | HDMI、USB-A、イヤホンジャック、充電端子 |
カラーバリエーション | ホワイトのみ |
付属品 | リモコン、充電器 |
外観は白で統一されており無駄な装飾等がなくシンプルなデザインです。
プロジェクターに必要なものを最小限に留めているといった印象です。
正面には実際に映像を映し出すプロジェクター部分が付いていて、だいたい10円玉くらいの大きさになっています。
側面は左右ともに穴が空いたデザインになっています。
向かって左側が排気口、右側が吸気口となっています。
また、音もこちらの穴から出てきます。
プロジェクターの上部分にはフォーカスリングと電源ボタン/上下左右カーソルがついています。
後ろ側には各種端子が付いています。
- HDMI端子
- USB-A端子
- イヤホンジャック
- 充電端子
プロジェクターとして使用するには十分な端子が揃っています。
裏側を見ると三脚が取り付けられるねじ穴があります。
このまま平置きでも使用は可能ですが、三脚を付けた方が角度調節等が楽になるので三脚を付けて使用することをオススメします。
本体のサイズは、12.9cm × 12.9cm × 3.9cmで重さは約513gとかなりコンパクトになっています。
これなら置きスペースもそれほど必要なく狭い部屋での使用も問題なさそうです。
実際私は6畳ほどのスペースで使用していますが置き場所には全く困っていません。
また、持ち運びでも苦労しないので旅行やキャンプなどに持って行って友達や家族とどこでも映画等を楽しむことができます。
付属品には充電器、充電ケーブル、リモコンが付いてきます。
リモコンに必要な電池も付属しているのは非常に親切ですね。
リモコンでは、各種設定や出力切り替え、音量調整ができます。
PH30Nのプロジェクターとしての性能
ここからは、肝心の解像度などの性能についてみていきたいと思います。
PH30Nのスペック | |
解像度 | 1,280 × 720 |
明るさ | 250ANSIルーメン |
画面サイズ | 25~100インチ |
バッテリー | 内蔵 |
バッテリー稼働時間 | 最大約2時間 |
アスペクト比 | 16:9 |
Bluetooth対応 | ○ |
スピーカー | 内蔵 |
投影方法 | DLP |
台形補正 | あり |
OS | 非搭載 |
オートフォーカス | 非搭載 |
映像について
解像度は1,280 × 720 とHD対応です。
5万円以下のプロジェクターではこの解像度はかなり珍しく、解像度重視でこのPH30Nを選びました!
輝度も250ANSIルーメンと決して高いわけではないのですが、この価格帯でみると高い方です。
ちなみにこの輝度(ANSIルーメン)ですがプロジェクターの明るさを表す単位で、このANSIルーメンが高ければ高いほど映像がハッキリと映り、明るい場所での視聴も可能となります。
実際に視聴してるとこんな感じです! ※スクリーンは使用せずに壁に直接映し出しています。
かなり綺麗に映像が映し出せており、アニメや映画を視聴する分には十分なスペックです。
投影サイズは25インチから最大100インチまで投影可能と幅広く対応しております。
投影サイズと投影距離の関係表はこんな感じです。
スクリーンサイズ | 必要となる投影距離 |
25インチ | 83cm |
40インチ | 132.8cm |
60インチ | 199.2cm |
80インチ | 265.7cm |
100インチ | 332.1cm |
バッテリー内蔵
バッテリーが内蔵されているのでどこでも使用が可能です。
予め充電しておけば、旅行等の外出先でも使用することができます。バッテリー稼働時間は約2時間なので映画1本くらいは視聴できます。
もちろん自宅では充電器に接続したまま視聴すればバッテリーに関係なく好きな時間分だけ視聴することが可能です。
音声について
スピーカーが内蔵されているので本体から音声を出力することができます。
スピーカーの音質に関しては、悪くはありませんがとても良いというわけではなくおまけ程度と考えるのが良いと思います。
しかしBluetooth接続が可能なので、Blutoothスピーカーやイヤホン、ヘッドホンを接続して使用することで自分の満足する音質で再生できるので問題ありません。
その他の機能
本体にはHDMI端子の他にUSB-A端子もついているのでUSBメモリに保存してある動画、写真、音声も再生できます。
約4万円という価格にしてはかなりコスパの良い性能であると言えますが、その分ほかの高価なプロジェクター比べたときに非搭載である機能もあります。
例えば、OSは非搭載なので「PH30N」単独での映画等の視聴はできません。別にOSが搭載されている機器より映像を出力する必要があります。
また、オートフォーカス機能も搭載されていないので自分でピントの調節をする必要があります。
これは本体の上部についているフォーカスリングにて簡単にできます。
このように「PH30N」は約4万円とプロジェクターの中では安価な方ではあるもののかなりスペックの高い製品となっています!
PH30Nを使ってみた感想
1ヶ月ほど使用してみた感想としては、大満足の製品でした!!
後述しますが気になった点はいくつかあったのですが、それを考慮しても本当に買って良かったなと思います。
特に気に入っている点は、コンパクトさ、接続や使用が簡単、映像がかなり綺麗なところです!
上述もしましたが、6畳ほどの部屋で使用していますが全く邪魔にならないくらいのコンパクトさです。
また、私は映画やアニメはもちろん、ゲームをする際にも使用しています。
「PH30N」をPS4に常時繋いでおり、PS4と本体を起動すれば、NETFLIX、Hulu、アマプラとゲームをシームレスに切り替えて好きなときに好きなコンテンツを見ることができます。
「PH30N」本体の起動もとても早く起動音も静かです。
このように映し出したい画面の端末とHDMIケーブルで繋げばすぐ簡単に映し出せる点が気に入っています。
解像度も1,280 × 720 とHD対応しており、非常に綺麗にアニメ、映画、ゲームなどを楽しめます!
私は、スクリーンを使用せずに壁にそのまま投影していますが、問題なく綺麗に視聴できています。
以上のように約4万円と決して安いとは言えませんが大満足の買い物でした!!
PH30Nを使ってみて気になった点
基本的には大満足の製品ですが、あえて欠点をあげると以下になります。
- オートフォーカス非搭載
- 縦置き型のプロジェクターよりスペースが必要
- 100インチで投影するには距離が必要
- 昼間の外が明るい時間帯で使用する場合はカーテンを閉める必要がある。
一つずつ解説していきます。
オートフォーカス非搭載
これが一番気になった点ですかね。。。
プロジェクターを投影すると、角度や距離によってはカメラでいう「ピントが合ってなくてボケている状態」になります。
実際使ってみるとこのピントのズレが高確率で起きます。。。
このピントのズレを直す必要があるのですが、オートフォーカス機能が搭載されているプロジェクターはその名の通り、自動でピントの調節をしてくれるため問題なのですが、今回紹介したLGの「PH30N」の場合、自分で調節しなければなりません。
とは言っても、ピントの調節は本体についているフォーカスリングを左右に移動させて、ピントが合ったところで固定しておくといった非常に簡単に解決できます。
本体が自分と離れている場合は調節しに行くのが面倒ですが、本体の起動時についでにピント調節もしてしまえばこの問題も解決できます。
縦置き方のプロジェクターよりスペースが必要
縦置き型よりスペースが必要な点に関しては、この「PH30N」の形状に起因するものです。
自分はそんなに気になりませんが、人によっては気になる方がいるかもしれないので記載しました。
「PH30N」は高さがなく幅広で食パンのような形状をしているので、縦長で筒状のプロジェクターに比べれば幅は取ります。
三脚を使用するので、必然的に縦長のプロジェクターより幅は取ってしまいます。
しかし、6畳ほどの部屋でも全く邪魔にならずに使用できているので、ほとんどの方にとっては心配無用なことだと思います。
100インチで投影するには距離が必要
上でも記載しましたが、このプロジェクターは最大100インチの投影まで可能です。
しかし、100インチを投影するには、プロジェクターと投影する場所の距離が、332cm必要なのでかなり広い部屋での使用が必要になります。
私は6畳ほどの部屋で使用しているので100インチでの投影はムリです。。。笑
100インチでの使用を考えている方は注意が必要です。
昼間の外が明るい時間帯で使用する場合はカーテンを閉めて使用する必要がある。
このプロジェクターの輝度は250ANSIルーメンです。
同価格帯の製品よりは高い数値になってはいますが、やはり明るい部屋での使用難しいです。
明るい部屋で使用した場合には映し出された映像を肉眼で認識するのは難しくなってきます。
外が明るい時に使用する際はカーテンを閉める必要があります。
カーテンを閉めれば外が明るくても問題なく使用できます。
以上のように気になった点はいくつかあったのですが、これらを補っても余りあるくらい良い商品です。
まとめ
今回はLGのモバイルプロジェクター「PH30N」を紹介しました。
いかがでしたでしょうか、本当に買って良かったと思いましたし、確実にQOLを爆上げしてくれるアイテムとなってます!
おうち時間の質を高めたい!という方にはモバイルプロジェクターは非常にオススメです!
ぜひチェックしてみてください!